New RelicとPager Dutyを連携してみる
こんにちは、こんばんは、アライアンス事業部のきだぱんです。
今年も残りわずか… 12月に入りました。アドベントカレンダーの季節です!
本記事はNew Relic 使ってみた情報をシェアしよう! by New Relic Advent Calendar 2023とクラスメソッド DevOps・セキュリティ Advent Calendar 2023の12/18記事になります!
- New Relic 使ってみた情報をシェアしよう! by New Relic Advent Calendar 2023
- クラスメソッド DevOps・セキュリティ Advent Calendar 2023
今回は、New RelicとPagrDutyの連携について見ていきたいと思います。
New Relicについて
New Relicはオンプレミス、クラウドを問わずあらゆるシステムメトリクスを収集して、ボトルネックの特定や障害対応を高速化します。
アプリやインフラの性能、ユーザー側のレスポンスまでリアルタイムで⼀元的にモニター可能。顧客体験の向上、クラウドコストの削減、デジタルビジネスの成功に不可欠なすべてのエンジニアリングプロジェクトをサポートしてくれる製品です。
下記も併せてご覧ください。
PagerDutyについて
PagerDutyは、24時間365日時間を問わずに発生するインシデントからビジネスと運用チームを守ります。
AWSや監視ソフトウェアなど360を超えるツールにネイティブ対応し、それらから発せられる大量のアラートを瞬時に分析、本当に対応する必要のあるインシデントのみを最適な対応チーム宛に電話やチャットにてエスカレーションします。
インシデントは同時にチケットシステムと連携することも可能でインシデント対応が落ち着いた後の振り返りや事後分析も支援してくれる製品です。
下記も併せてご覧ください。
Pager DutyとNew Relicの連携
事前準備
- PagerDutyアカウント
- New Relicアカウント
- New Relicの監視対象の設定
※今回はすでに監視対象が設定されている前提として進めさせていただきます。
Pager Duty側の準備
Pager Dutyへログインします。
PagerDuty上でNewRelic用のサービスを作成していきます。
- Name(必須)
- Description
を入力します。
「Services」を選択後、「+ New Service」をクリックします。
エスカレーションポリシーの設定に移ります。
今回は新規で作成していきます。
アラート機能の設定に移ります。
今回は設定なしで進めていきます。
インテグレーションでNew Relicを選択します。
作成完了です。
API Keyが表示されます。こちらは、後ほどNewRelicをインテグレーションする際に使用するので控えておきます。
New Relic側の準備
New Relicへログインします。
※今回はすでに監視対象が設定されている前提として進めさせていただきます。
「Alert & AI」→「Alert Conditions & Policies」→ 作成したポリシーを選択 →「Notification settings」→「Create a workflow」
まで進み、Pager Dutyを選択していきます。
New Channel(任意)を必要に応じて入力し、「Add a destinition」へ進みます。
- Service Name:作成したPagerDutyのサービス名
- Integration key:Pager Duty上での準備で最後に出てきたでAPI Key
を入力し設定を完了させます。
Activate workflowから、Pager Dutyが連携できていれば、完了です。
New Relicからテストアラートを送り、PagerDutyへ連携されていれば無事に連携出来たことになります。
さいごに
今回は、New RelicとPagrDutyの連携について書いてみました。
NewRelicで監視をし、PagerDutyでインシデント管理することで、システムの監視からアラート(通知)まで管理することが可能となりました。
それぞれの製品についてのブログも沢山展開されていますので是非併せてご覧ください。
この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。
以上、きだぱんでした。